2015年10月27日

感情に突き動

機能麻痺に陥るといったところだろうか。
その行為が完遂することによって消滅する感情、とも書かれていた。
その衝動を使った言葉に『衝動買い』というものがある。
非常に高額であったり、手もとに置くには巨大すぎるなど、
通常の理性的な判断が、
些(いささ)かでもあれば決して手を出すことはなかったのにというもの。
その時の「欲しい!」という感情に突き動かされて
「矢も楯もたまらず」買ってしまうという行為を言う。
これも買うという行為が完遂しなければ、決しておさまらない感情でもあるようだ。

友人宅に行って、時々見せられるのがこのようなシロモノ。
トンデモない置物が応接間に鎮座していることがある。
奥方は「何でこんなモノを!」と冷視線を送る傍らで防脫髮
そのシロモノを撫で回し、
「これは、いくら、いくらしたもんだ」という自慢にも似た金額の披瀝のあと、
ひと呼吸置いて、『衝動買いや!』と、強い目ヂカラでこちらを見ながら言ったりする。
その言葉は、
「この家の中では、こんなにも自己チューをやり遂げる力が自分にはある」とでも
叫んでいるようにも響く。ただ、こちらには変なカラ威張りにしか聞こえない。
粋がる様子と裏腹に、家人から決まって不穏な空気が漂ってくるのがわかる。
衝動買いのツケは思いのほか大き緊緻い。

先日のニュースにイギリス人男性がインターネットの競売で「戦車」を
1万4000ドルすなわち約166万6000円で落札したという。
幸いな事に、イギリスでは公道の走行も可能だという公司註冊
ただ、その保管場所となると、受け入れてくれるところがない。
そのため、この人物が「戦車」を保管するための家を購入する事になったと出ていた。
この人物、ニュースからでは奥さんや家族の姿は、
窺い知る事はできないが、
独身であったとしても「衝動買い」のツケは思いのほか大きい、というところだろう。




同じカテゴリー(散文欣赏)の記事
 葬儀では園児を (2016-01-28 12:08)
 階段の上の掛け布 (2016-01-14 12:24)
 子供たちが我が家 (2015-12-15 13:21)
 考えること事態が良 (2015-11-18 15:59)
 呼称に対して意義申し (2015-10-09 15:24)
 星星陪著月兒年年歲歲 (2015-07-14 13:09)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。